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算定手続き中に「過去の月変漏れ」に気づいたら?

公開日

算定手続きの途中で手が止まる…「予期せぬ月変漏れ」発覚の瞬間

7月の算定基礎届(定時決定)の手続きは、1年の中でも労務担当者の業務が最も集中する時期です。4月、5月、6月の給与データを慎重に検証していくこの実務の最中、多くの担当者が頭を悩ませるシチュエーションがあります。

それが、手続きの途中で気づく「過去の月変漏れ(随時改定の対象なのに処理が漏れていること)」です。

算定のために支給項目や保険料をチェックしている画面で、ふと手が止まる。
「あれ……? この人、4月より前の時点で固定的賃金が変わっているな」
「ということは、とっくに保険料が変わっているべきなのに、古い等級のままだ……」

ただでさえ算定処理でバタバタしている7月に、過去の処理漏れという予期せぬイレギュラーを不意に見つけてしまう。
特に、新しく引き受けたばかりの顧問先などで過去の処理履歴が不透明な場合、こうしたケースは珍しくありません。

ここから始まる「いつから、なぜ漏れていたのか」という過去の遡り原因究明と、それに伴う「遡及手続き・差額計算・顧問先への説明」という二重の対応は、担当者の大きな負担になってしまいます。

リカバリーの成否を分ける「原因特定スピード」の壁

起きてしまった処理漏れに対して、できる最善の対応は、いかに早く正確に原因を特定し、正しい差額を算出して顧問先へ誠実に対応するかという「リカバリーのスピード」です。

しかし、ここで確認作業が長引いてしまう原因は、担当者のスキル不足ではなく、給与システムが採用している「点」のデータ管理にあります。

一般的な給与ソフトの画面や賃金台帳は、「●月分」という単月単位(点)で区切られていることが大半です。数ヶ月前、あるいは1年以上前まで遡って「どの手当が、どのタイミングで、どう変わったか」を突き止めるためには、画面を何度も切り替えたり、過去の賃金台帳を何ページも確認したり、Excelにデータをエクスポートして目視で突き合わせたりする必要があります。

原因の特定に時間がかかればかかるほど、その後の差額計算や遡及手続きは後ろ倒しになり、顧問先や従業員への状況説明も遅れてしまいます。
結果として、実務の負担が増えるだけでなく、顧問先との信頼関係にも影響しかねないのが、この「月変漏れ対応」の難しいところです。

何ヶ月遡るとしても、データは「線」で一気に俯瞰する

もし過去の処理漏れが発覚した際、1ヶ月ずつデータを遡って原因を突き止めるような、時間のかかる作業からは脱却しませんか?
迅速なリカバリーを実現するための重要なポイントは、長期間にわたる賃金の推移を
「1つのタイムライン(線)」として一屏風のように見渡せる環境を整えることです。

どれほど前の期間まで遡る必要があっても、画面を何度も切り替えることなく、一連の連続したデータとして俯瞰できれば、「何月にどの手当が変更され、本来は何月から保険料が変わるべきだったのか」が容易に特定できるようになります。

最初のステップである原因究明をスピーディーに終わらせることができれば、担当者の疲弊を最小限に抑えられます。その結果、顧問先への報告や差額に関する説明に対して、十分な時間を割くことができるようになります。

FORROUなら、過去のデータ精査も迷わない

この迅速な対応をサポートし、過去のデータ精査をスムーズにするクラウドシステムが
「FORROU」です。

FORROUは、万が一のリカバリー対応が発生した際にも、実務担当者が迷わず最短ルートで原因を確認できる設計になっています。

1. 期間指定なしで長期間を遡れる「従業員の賃金データ」

一般的なシステムのように「〇年〇月〜〇年〇月」と細かく期間を指定し直す必要がなく、画面を切り替えるだけで24ヶ月〜最大120ヶ月分の賃金推移をシームレスに遡って確認できます。
新規の顧問先で過去の履歴が追いにくい場合でも、「固定的賃金が動いた月」と「保険料のミスマッチが起きている月」のズレが1つの画面上で視覚的に把握できるため、原因特定の時間を大幅に短縮します。

2. イレギュラーの検証をガッチリ支える「年間データ」機能

原因を特定した後のデータ検証や、算定期間中の細かな手当のチェックには、FORROUの「年間データ」機能が役立ちます。

「年間データ > 総合計」画面

支給項目を横並びで確認できるため、社会保険の対象外となる手当の混入や、前月調整の発生有無を一瞬で検証可能。遡及計算を行う際のベースデータを正確に、かつ迷わず整理できます。

「年間データ > 項目別一覧」画面

確認したい項目だけを抽出して、過去の金額推移を横並びで確認できます。
1ヶ月ずつ給与計算結果を開き直さなくても、該当する手当の行を横に追っていくだけで、「何月にいくら変動したか(=月変の起点となった月)」をピンポイントで特定できます。

道具を変えれば、想定外のトラブルも「通常の1タスク」になる

「月変漏れが発覚して、過去データの精査に気が滅入る……」
そうした負担を感じてしまうのは、担当者のスキルの問題ではなく、システムがトラブル対応に適していない道具を使っているからかもしれません。

どれほど細心の注意を払っていても、実務において人間の手による「漏れ」を完全に防ぐことは不可能です。だからこそ、万が一の事態が起きた際に、いかにスマートかつ迅速にリカバリーできるかの仕組みを整えておくことこそが、実務担当者と事務所の身を守る確実な防衛策となります。

予期せぬイレギュラー対応にも決して慌てないために。長期間のデータを「線」として一目で捉えられるFORROUを、あなたの事務所の心強いバックアップとして迎え入れてみませんか?

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