
『台帳』V10.00.04のアップデート(2019年1月24日提供開始)により、電子申請「個別更新」機能を搭載しました。
申請後の「状況」把握は一目で
電子申請において、申請後の進捗管理はとても重要です。
『台帳』では、「申請データ一覧」を見れば、一気に全事業所分の手続きの進捗状況(以下)を手軽に把握できます。
『台帳』で管理する申請データの状況(ステータス)- 未送信
- 送信待機
- 送信済
- エラー
- 到達
- 到達(取下げ中)
- 審査中
- 審査中(取下げ中)
- 審査終了
- 手続き終了
- 手続き終了(取下げ済)
<「申請データ一覧」画面>
API申請方式となった今、e-Govサーバーからの情報取得(「更新」)が手動だった一括申請方式時代に比べ、進捗管理の負担が大幅に軽減されました。
自身で「更新」せずとも、申請データの最新状況を自動で保てる点は大きなメリットといえるでしょう。
「申請データ一覧」上の申請案件については、「Cellsドライブ」が一定間隔(※)でe-Gov(総務省)サーバーへアクセスし、情報を取得することによって状況の「更新」がされています。
※雇用保険は約1時間間隔、社会保険は約3時間間隔で「更新」されています。
但し、サーバーにデータが集中すると負荷がかかり、「更新」に一定以上の時間を要します。
これにより、間隔が変動する場合がありますことを予めご了承ください。
最新の状況が知りたい!!
顧問先から至急で離職票を求められるケースは少なくありません。
電子申請後は公文書発行となる「審査終了」が待ち遠しいですよね。
たとえば、社会保険の資格取得届。
電子申請後に被保険者の「標準報酬月額を間違えていた」「資格取得日を間違えていた」などと気づくこともあるのではないでしょうか。
このようなときには、申請の「取下げ」をします。
社会保険の取下げの場合は、雇用保険の取下げとは異なり、提出先窓口に直接連絡をして取下げを依頼します。
その際に必要となるのが「到達番号」です。
送信した直後にミスに気付いたとしても、「到達番号」がない限り、取下げはできません。
しかし、しばらく時間が経過しないと発行されない「到達番号」。
その“しばらく”がとても待ち遠しく感じられるものです(笑)
自動更新、待ちきれないときに「個別更新」
そこで、利用したいのが「個別更新」機能です。
先述のとおり、「申請データ一覧」の状況(全体)【下図A】は基本的に一定間隔で自動更新されます。
いやいや、自動更新されるまで待てない!
「〇〇さんの雇用保険喪失の状況が知りたい」
「△△さんの社会保険取得の状況が知りたい」
というように、“今すぐ”ピンポイントで状況の更新をしたい場合には、申請案件ごとの状況【下図B】について手動更新が可能です。
これを「個別更新」と呼びます。
急ぐときには「個別更新」が欠かせません!
下図「雇 喪失(離職票あり)」、状況:「送信待機」の申請データ。
詳細フォーム内の「更新」をクリックすると…
状況が「審査中」に変わりました!その他不随する情報も反映されます。
「個別更新」機能では、詳細フォーム内の「更新」をクリックしたタイミングで「Cellsドライブ」がe-Govサーバーへアクセスし、最新情報を取得します。
※なお、詳細フォーム内の「更新」をクリックしても何も変化しないこともあります。
それは、現在「Cellsドライブ」で取得している情報とe-Govサーバー上の情報に差異がないことを意味します。
このようなときにも…
弊社サポートセンターでは、「発行されているはずの公文書がない」というお問い合わせを受け付けることがあります。
このようなときにも「個別更新」をお試しください。
【詳しくはこちら】
公文書を取得しようとしたら「公文書データがありません。」 | 台帳サポートページ