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セルズアカデミー

第57回(令和7年度)社会保険労務士試験の
合格発表がありました

平素より、株式会社セルズの製品・サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
先日、第57回(令和7年度)社会保険労務士試験の合格発表が行われました。

今回は、試験結果の概要と今後の対策の方向性についてお伝えするとともに、グループ会社である株式会社セルズホールディングスが運営する「セルズアカデミー 社労士受験講座」における、来年度の本試験に再チャレンジされる受験生の皆さまへのサポート内容についてもご紹介いたします。

第57回(令和7年度)社会保険労務士試験 結果概要

試験結果概要

受験申込者は 53,618人、実際に受験されたのは 43,421人。
そのうち、晴れて合格されたのは 2,376人、合格率は5.5%と、前年(6.9%)と比べてもやや厳しい結果となりました。

合格者の属性

1.年齢別構成 30代(32.5%)が最多で、40代(27.5%)、50代(18.9%)が続きました(最年少19歳、最高齢78歳)。
2.職業別構成 会社員(58.4%)が最多で、次いで公務員(11.7%)、無職(11.0%)となりました。
3.性別構成  男性が60.3%、女性が39.7%で、ほぼ「6:4」という比率になっています。

試験を振り返って 〜令和7年度の特徴と傾向〜

今回の試験は、「問題文の分量増加」と「高い難易度」の相乗効果により、受験生に例年以上の負荷を強いる内容でした。
択一式では時間配分が極めて重要になり、選択式では一部科目に救済が入る可能性が示唆されるなど、「知識の深さと戦略性」が問われた年と言えます。

合格を目指すために必要な対策

では、来年度の合格を目指すには、どんな学習が必要なのでしょうか?
今回の試験分析をもとに、以下の3つの視点から戦略を考えました。

① 知識の「正確さ」と「根拠理解」を武器にする

近年、単なる暗記では太刀打ちできない問題が増えています。条文・通達・判例といった根拠を「正しく理解し、自分の言葉で説明できる」状態を目指すことが最重要です。また、制度の背景や趣旨を理解しておくことで、応用的な設問にも対応しやすくなります。

② 「時間配分」と「取捨選択」の訓練を積む

本試験の現場では、「すべての問題を完璧に解くこと」は現実的ではありません。そのため、解ける問題を見極め、難問は“捨てる勇気”を持つことも必要です。特に択一式では、限られた時間内で多くの文章を読む必要があるため、普段の勉強から時間感覚を意識したトレーニングを行いましょう。

③ 得点源を見極めて「落とさない」力を鍛える

合格の鍵は、“確実に取れる問題を確実に取る”こと。比較的安定して得点しやすい健康保険法・年金科目・労働基準法などは、得点源としてしっかり押さえておきたいところです。

一方、難問が出題される可能性が高い科目(「一般常識」科目等)については、2点を死守する意識が必要。ただし、「救済待ち」ではなく、「救済がなくても合格できる」力を身につけておくことが、精神的な安定にもつながります。

まとめ

今回の試験は、試験制度を正しく理解し、冷静な戦略を立てた方が結果を出す傾向にありました。
来年に向けては、「精度の高い知識」「戦略的対応力」を磨くことが合格への最短ルートとなりそうです。

ここで、セルズのグループ会社である「株式会社セルズホールディングス」が運営しているセルズアカデミー社労士受験講座について、少しご紹介させていただきます。

セルズが「受験講座」を始めた理由

私たちセルズグループは、「社労士と企業の顧問契約がスタンダードな社会をつくる」というビジョンのもと、人材育成を通じて業界全体の質の向上と活性化を目指し、日々活動しています。

そうした中で、2020年に誕生した「セルズアカデミー」は、社労士業界の未来を担う人材の育成に少しでも貢献したいという想いから生まれた社労士受験講座です。

きっかけは、新型コロナウイルスの影響で閉講の危機にあった、愛知大学オープンカレッジ・山田耕司先生による社労士受験講座。

長年、東海地方を中心に多くの合格者を育ててきた山田先生の講義が途絶えることは業界にとって大きな損失となる——そう考えたセルズは、先生の講座をオンラインで継承することを決意し、「実務に強い」社労士受験講座・セルズアカデミーとして再スタートを切りました。

現在は、現役社労士の山田先生、そして実務経験豊富な村中先生が中心となり、試験対策だけでなく「合格後に現場で活躍できる力」を育てる講義を展開しています。

セルズアカデミーはこれからも、受験生の皆さまが“現場で輝く社労士”へと成長できるよう、実務と学びをつなぐ架け橋として歩み続けます。

来年の試験に再チャレンジされる受験生の皆さんを応援します

社会保険労務士試験は、知識だけでなく、計画性・持久力・精神力までもが問われる“長期戦”の資格試験です。そんな中で、最後まで挑戦し続けた皆さんの努力には、心からの敬意を表したいと思います。

努力の証を、次への一歩に~「択一試験点数割引」~

択一試験で積み重ねた点数は、まぎれもなく努力の証です。その頑張りを次の挑戦へつなげられるよう、セルズアカデミーが「択一試験点数割引制度」で背中を後押しします。
受験生の皆さんが再び学びをスタートさせ、次回の試験発表では笑顔になれるように——セルズアカデミーで、もう一度一緒にトライしてみませんか?

「択一試験点数割引制度」について

対象となる方
  • 2025年度(令和7年度)社会保険労務士試験を受験された方
  • 2024年度(令和6年度)社会保険労務士試験を受験された方
お申込み方法 専用のeラーニングシステム「Revot(レボット)」にて、アカウント登録後、チャット機能から、「成績通知書(写し)」をセルズアカデミー事務局宛てにお送りください。

受付期間

「択一試験点数割引」の適用に期限はございません。いつでもお申し込みいただけます。

(ただし、上記の一覧表の受講料は、2025年10月31日までが期限の「早期申込キャンペーン」期間中にお申し込みいただいた場合の受講料となります。同年11月1日以降、別途、基本料金8,800円(税込)のお支払いが必要となります。)

講師と直接話せる「個別受講相談」も実施中!

セルズアカデミーでは、受験生お一人おひとりの状況や疑問に寄り添うため、講師が参加する「個別受講相談」を実施しています。
すでに多くの受験生の皆さまにご参加いただいており、様々なご質問を頂戴しております。

ご質問の例

  • 社労士事務所に勤務しているが、社労士試験の直前期と繁忙期が重複しているため、どのように学習計画を立てて挑むべきか。
  • 来年の社会保険労務士試験が初挑戦である。「初学者の学習はこうあるべき」という鉄則はあるのか。
  • 子育てと両立しながら試験に挑む予定であるが、同じような経験をされた方がセルズアカデミーの事務局や合格者の中にいらっしゃれば、両立のコツを教えてほしい。

講師陣は共に25年以上の実務経験を持つベテランであり、受験生の置かれた状況に合わせた具体的なアドバイスを行うことが可能です。
また、長期間にわたる学習を続けていく上で、講義を担当する講師との相性も大切な要素です。「どんな先生なのか知りたい!」という理由でのご参加も歓迎しております。

ご相談方法

実施形式 オンライン(Web会議ツール『Zoom』)
所要時間 30分~1時間程度
申込方法 「個別受講相談」専用申し込みフォームよりお申し込みください。

セルズアカデミーに関するお問い合わせ先

株式会社セルズホールディングス セルズアカデミー事務局

セルズアカデミーに関するご不明点につきましては、専用の「お問い合わせフォーム」より承っておりますので、
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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