休業手当を支払っていた場合の離職票記入方法

休業手当を支払っていた場合の離職票記入方法

緊急事態宣言による休業要請や経営環境の悪化のため休業を余儀なくされ、「休業手当」を支給するケースが増えてきています。休業手当を支払った場合は、基本手当日額(失業手当の日額)の算定上不利にならないよう、離職証明書の書き方にも注意が必要です。

離職票の記入方法

休業手当の支給があった従業員の、離職票記入上の注意点です。

・基礎日数及び賃金額は、休業日数・休業手当を含む値を記入する
・休業があった月は、その行の備考欄に「休業10日100000円」のように、休業日数と休業手当額を記入する 
・備考欄の文字数上限は16文字
・備考欄にドットやスラッシュ等記号は入力しない
・雇用調整助成金を受けた場合は、備考欄に「雇調金」と記入し、合わせてその助成金の支給決定年月日も記入する
(支給が決定していない場合は記入は不要)

  • 月給者/日給月給者
  • ※下記の場合は「月給者」です。

  • 時給・日給者

恐れ入りますが、提出先によっては「雇用保険事務手続きの手引き」内容以外を求められる場合があります。上記記載内容以外でご不明な場合は、管轄のハローワークにお問合せいただきますようお願い申し上げます。

《参考》
雇用保険事務手続きの手引き 「P49参照」

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