給与計算を社労士事務所で請け負わずに顧問先自社で対応している場合やスポット契約の場合など、給与データの把握やそのデータ回収がスムーズになされていないケースがあります。
しかし、労働保険の年度更新や社会保険の算定基礎届を社労士が請け負う場合、給与データが必要ですよね。
そこで発生するのが「給与データ回収」タスクです。
年度終わりにまとめて回収する場合もあるかもしれません。
そこで、回収方法を検討されている方におすすめしたいのが、「給与データ記載用様式」です。
作成手順は下記をご覧ください。
「給与データ記載用様式」作成方法
- 事業所ファイルを開き、「給与データ」を選択します。
- 「ツール」から「その他」タブを選択します。
- 「給与データ記載用様式」の「実行」をクリックすると、「給与データ記載用の様式を作成しますか?」と問われますので、「はい」をクリックします。
- 何年度分を作成するのか、シートに表示する社員(対象者)、シートへの「社保」「雇保」の列を表示するのか否か、点線内の条件を設定し、「OK」をクリックします。
- 「印刷」から様式を印刷します。
用紙ではなく、ファイル送信!
顧問先に対して、用紙ではなく、Excelファイルで「給与データ記載用様式」を提供することもできます。
Excelファイルで提供する場合は、「印刷」する代わりに、台帳MENUバーの「アドイン」をクリックし、セルズMENU>便利ツール>ファイル出力 を実行してください。
Excelでファイル出力してメール等で送信するよりも、スマートに送信できる方法が、「Cellsドライブ」です。
台帳MENUバーの「Cellsドライブ」タブから「ファイル送信」をクリックすると、ファイル送信フォームが表示されます。
送付事業所・送付ファイル、必要があれば内容を入力して送信します。
Cellsドライブから送信する場合、フォーム内の「現在開いているファイルを送信する」にチェックを入れると、送付ファイルを参照から選択する手間をカットできます!