2023年10月11日に高知県社労士会主催の社労士DXフェアに参加してきました!
社労士事務所だけではなく、その顧問先様や一般企業の方も来場されており、皆様とても熱心に業務ソフトの検討をされていました。
【高知県社労士DXフェアの様子】
さらに今回は、DX化を積極的に推進している高知県で「台帳」と「Cells給与」をご利用の前中社労士事務所へお邪魔し、
前中 博雄先生と副所長の北岡 智代様にお話をうかがってきました。
前中社労士事務所様 インタビュー
■前中社労士事務所様のご紹介
- 2015年に前中先生が勤務中の社労士事務所から独立し開業
- 現在のスタッフ数は10名(2023年10月現在)
- 顧問先様も順調に増え、多様な業種の人事労務分野でご活躍中
ー台帳を導入したきっかけを教えてください。
当時は紙での届出業務をしていましたが、顧問先が増え、電子申請を始めなければならないと思いながら踏み出せず2~3年過ぎたころ、岡山県社労士会のイベントへ訪れた際に、セルズの説明を聞きました。受け答えが優しいなと印象を受け、また知り合いの先生が導入されていたこともあり、「台帳」の導入を決めました。もともと独自でExcelを作成し、業務をおこなっていたため、Excelソフトならばうまくいきそうだなと思ったことも決め手でした。
ー「台帳」導入後、業務はどのように変化しましたか。
紙で提出をしていた時は、社会保険の手続きは高松事務センターへ郵送するため公文書が届くまで1ヶ月程かかり、お客様からお叱りを受けることがありました。そのため、電子申請できるものはどんどん電子申請を始めました。
また、届出後のお客様からの問い合わせに対しても、以前はコピーを探す必要がありましたが、今では「台帳」でデータで確認ができるようになり楽になりました。
ー「台帳」導入後、「Cells給与」を導入いただいた経緯を教えてください。
他社の給与計算ソフトを使っていましたが、パソコン1台のみでしか使えず、顧問先が増えてくると、スタッフ同士がパソコンを譲りあって使わなければならない状況が増えました。
そこで、給与ソフトを検討したところ、「台帳」へデータをそのまま取り込みでき、入力の手間がいらない「Cells給与」を導入することにしました。今は、他社の給与ソフトと併用していますが、「Cells給与」への移行作業を進めています。
ーセルズのソフトで便利だな思う機能があれば教えてください。
台帳は機能が多くまだ見つけられていないものがあると思いますが、最近は「子育て支援案内」を使うようになりました。出産をされる従業員様へ制度の内容を明文化してお知らせできるので、後ほどそのような制度は聞いていなかったというトラブルを防ぐことができます。
また、「カレンダー」機能も便利に使っています。以前は、顧問先ごとに年間の労働時間、労働日数を計算していましたが、「カレンダー」ではソフトで自動計算してくれます。一年変形労働制以外の顧問先様にも利用しています。
ー今後の展望などがございましたら教えてください。
最近は顧問先から新しいお客さまを紹介されることが多いです。お客様やスタッフが増えてくるとタスク管理と共有が必要になってくるので、台帳の「業務日誌」を活用できないか検討しています。今は高知県内のお客様がメインですが、広島や大阪のほか、もっと商圏を広げていけたらと思っています。
とても穏やかな物腰で丁寧に対応していただいた前中先生と北岡様。顧問先様も安心して業務をお任せしているだろうなと感じました。
地域、業種問わず日々顧問先様とその従業員の方のために尽力されている先生を、引き続き精一杯お手伝いできればと思います!
貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!