株式会社セルズ(本社:愛知県小牧市、代表取締役:加藤 雅也)はこのたび、女性活躍推進に取り組む優良な企業として、厚生労働省が定める「えるぼし」認定の3つ星を取得したことをお知らせいたします。


えるぼし認定とは
「えるぼし」認定制度は、2015年に制定された「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(通称:女性活躍推進法)」に基づき、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良である企業を厚生労働大臣が認定する制度です。
認定は、「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」という5つの評価項目に基づいて行われ、達成度に応じて1つ星から3つ星までの評価が行われます。
さらに、えるぼし認定を取得した企業の中でも、より高い水準で女性活躍推進の取り組みを実践していると認められた場合には、上位認定として「プラチナえるぼし」が与えられます。
▼厚生労働省 「えるぼし認定・プラチナえるぼし認定」
https://shokuba.mhlw.go.jp/published/special_02.htm
認定申請の背景
当社は、従業員一人ひとりが自らの能力を最大限に発揮できる環境こそが、企業の持続的な成長と、製品・サービスの向上につながると考えております。そのため、社会や個人のライフステージの変化に柔軟に対応し、性別・年齢を問わず全ての従業員が自分らしく働ける職場づくりを大切にしてきました。
今回の認定申請は、そうした社内文化をより客観的な基準に沿って整備し、今後さらに発展させるための一歩と位置づけています。
評価項目に対する主な取り組み
- 柔軟な働き方の推進(評価項目:労働時間等の働き方)
当社はフレックスタイム制やリモートワークを、コロナ禍以前から導入しています。また、仕事と育児・介護との両立をサポートするため、短時間勤務正社員制度を導入するなど、従業員がライフステージに応じて柔軟に働けるような選択肢を用意することで、キャリアの継続と多様な働き方を推進しています。 - 育児をしながら働く従業員を応援(評価項目:継続就業)
2025年4月の改正育児・介護休業法施行において「子の看護等休暇」は「小学3年生修了まで」に対象範囲が拡大しました。
当社では更に中学校3年生修了までを対象に、また取得事由も学校行事全般を認めるなど独自に拡充しています。さらに、当社の「子の看護等休暇」は導入当時より「有給扱い」としており、育児をしながら働く従業員への実効的な支援を行っております。家庭と仕事の両立に対する不安感・負担の軽減を図り、家族との時間を大切にしてもらいながら安心して働き続けられる環境を整えています。 - 性別を問わず活躍できる環境(評価項目:管理職比率)
管理職に占める女性労働者の割合は42.96%と、情報通信業の全国平均(9.50%)を大きく上回っています。女性の短時間正社員も管理職として活躍しており、性別や働き方にとらわれず、意欲と能力が正当に評価される文化が根づいています。 - 成長意欲を支えるキャリア機会の提供(評価項目:採用/多様なキャリアコース)
直近3年度で、非正規から正社員へ転換した従業員が5名、30歳以上の女性を新たに正社員として7名採用するなど、成長意欲を持つすべての人に機会が開かれた人事方針を実践しています。
今回の認定を一つの節目としながら、今後も「働きやすさ」「成長機会」「多様性の尊重」が自然と根づく企業文化の醸成に取り組んでまいります。
制度と風土の両面から、一人ひとりが安心して力を発揮し、前向きに挑戦できる職場づくりを推進していきます。
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株式会社セルズ 人事・総務・法務グループ
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