まさに、“かゆいところに手が届く”。
電子申請や被保険者管理はもちろん、データの分析ができたりするんですよね。分析も自分でデータベースを使ってやれなくはないけれども、日常的にそんなに時間をかけることができないというのが正直なところ。「台帳」ではそんなデータ分析もボタン1つでサッと簡単にできたりするので、社労士業務すべてにわたって使わせてもらっています。
主な活用ツール 電子申請
先生の専門分野 IPO・労務監査コンサル・就業規則
導入事例
高く感じていた電子申請のハードル。「台帳」があったからこそ乗り越えられた
台帳を導入したきっかけを教えてください。
Accessというデータベースで10年ぐらいやっていて自由に加工できるのはよかったんですけれど、電子申請のところで躓いてしまったんです。そんなときに「台帳」を使っていた友人や周りの社労士さんに「とても使いやすい」と聞いて導入を決めました。
どのような場面で「台帳」が活躍していますか?
毎日です!(笑)
なかでもやっぱり電子申請ですね。
具体的にどんなことにメリットを感じていますか?
「台帳」を導入する前は、算定なら算定、年度更新なら年度更新とデータをそれぞれ管理していました。しかし「台帳」を使うようになって、データの一元管理が実現しました。ソフトに会社データや被保険者データ、給与データを登録することによって手続きのつど何度も同じデータを入力する手間が省け、すごく楽になりました。また、「台帳」で電子申請するようになって、それまではすべて紙での管理だったのが、データ管理にシフトし、劇的に時間の短縮ができただけでなく、物流コストも抑えられています。

アイ社会保険労務士法人様には入社間もないスタッフの方がいらっしゃったので、ここぞとばかりに質問してみました。
新人さんにはどのようにソフトの使い方をレクチャーしていますか?
あんまり教えていないですよ(笑)
うちでは、新人さんに「台帳」へデータを入力する前に手書きでやってもらう期間を設けています。そこから入ったほうがスムーズに使えるようになると思うんですよね。どこにどんな風にデータが反映されるのかわかるので。「台帳」の操作はそんなに難しくないですし、視覚的にわかりやすいと思います。そこが魅力ではないでしょうか。
お気に入りの機能はありますか?
「公文書取得ボタン」ですね。ソフトを使う前、イーガブから個別申請していた頃は申請後、公文書を取得する画面までたどり着くのにとっても大変でした。しかし、「台帳」では「公文書取得ボタン」をプチッとクリックするだけ。たどり着くまでにあれだけ苦労していた画面が嘘のようにすぐ開けるので非常に便利ですよね。
※2016年2月の情報です。2018年10月よりAPI電子申請に変更になり、公文書取得がさらに便利になりました!

公文書取得ボタン
実際に触ってみてわかる使いやすさをぜひ体感してほしいどのような社労士に台帳はオススメですか?
開業したての方にとって重視したいのがコスト面だと思います。「台帳」は、使いやすいし、簡単、そして安い!
電子申請の必要性を感じている方にとくにおすすめしたいですね。
「台帳」の導入を考えている社労士事務所に一言お願いします。
実際に触ってみるとその使いやすさがわかると思います。また、今Excelを使ったことのない人はいないと思います。そういった面でもExcelベースの「台帳」はとっかかりやすいのではないでしょうか。
(何度も言いますけれど)安いのに機能が充実していてコストパフォーマンス抜群です!

アイ社会保険労務士法人
平成8年2月土屋社会保険労務士事務所を開業。平成25年法人化し現在埼玉県川口市にて6名のスタッフと共にアイ社会保険労務士法人の代表を務める。得意分野はIPOやM&Aおよびリスク対応にかかわる労務監査や就業規則整備。証券会社、税理士会、宅建業協会、ロータリークラブ、異業種交流会等でのセミナー多数。東京都墨田区年金相談員、埼玉県社会保険労務士会理事、社会保険労務士会川口支部副支部長などを歴任。
著書として、『会社を辞めるときの手続き マル得 ガイド』『【新訂版】社員を適正に辞めさせる法』、『定年前後の知らなきゃ損する手続きマル得ガイド【改訂2版】』、『スゴイ社労士が教える戦略的仕事術』『健康保険の実務と手続き 最強ガイド』などがある。
http://www.consul-srt.com/
(取材:2016年2月)