こんにちは!セルズの土肥です。
2019年11月20日(水)に長野県社会保険労務士会主催の電子申請研修会に参加しました!
当日の概要
- 開催日時:2019年11月20日(水)
- 開催会場:長野県社会保険労務士会 会議室
当日は長野県社労士会の副会長である酒井先生のお話から始まり、ベンダー8社のプレゼンと個別ブースでの個別相談会のお時間をいただきました。
お話の中では大企業だけではなく、中小企業も電子申請必須の流れになっていく中で
専門である社労士は必ず電子申請できなければいけないということ、
さらに、電子申請だけではなく幅広く業務を行えるソフトを導入してほしいというお話もありました。
当日の弊社のプレゼンでは、『台帳』のマスター説明から電子申請のデモの他、36協定作成や1年変形カレンダー作成等について幅広くご説明させていただきました!
当日お話いたしました、電子申請以外に「台帳」でできるオススメ処理を3つお届けします。
残業チェックで2年間の残業を一覧にして見える化
残業上限規制の導入によって、これからは「労働時間の正確な把握」は欠かせません。これまで以上により厳格な管理が求められます。
- 残業が多い人は誰なのか
- どれくらいの残業が発生しているか
- 長時間労働が続いていないか
残業チェックでは、「賃金ファイル」に残業時間のデータが入力してありましたら、残業時間の一覧表を2年分表示して残業の現状を可視化することができます。残業に偏りがないかなどのバランスを見たり、前年平均と今年平均を比較して残業時間増減の把握もすぐにできます。
また、「残業レポート」を出力して提案資料として利用することもできます。
全事業所を対象に36協定の届出を一気に作成できる
36協定作成する際に、ほとんど昨年と内容が一緒と思うことありませんか?弊社の36協定は昨年まで日付を変えて提出するだけなのに
一度顧問先ファイルに入って、36協定の手続きを開いて、変更して閉じて…という画一的な操作が必要になっておりました。
ただ、様式変更の際のバージョンアップにて動線を見直し、全事業所を対象に過去の保存データから36協定の届出を一括作成できるようになりました。
一括作成後には保存データを読み込んで印刷するだけで36協定の手続きを終わりにできます。
一年変形カレンダーの作成と限度チェックが簡単にできる
36協定を作成する際に、残業時間の偏りがあった場合には、社労士として提案できることは一年単位の変形労働時間制ではないでしょうか。ただ、限度チェックやカレンダー作成など作成には非常に手間がかかります。
弊社のカレンダー機能を利用いただければ、年間カレンダーの初日などの最低限の条件を入力の上、作成ボタンを押すことで簡単にカレンダーの作成と限度チェックができます。休日の設定についてもExcel上のカレンダーの日付をクリックするだけで作成できる他、勤務体系が違う日等の設定も可能です。その場合には様々な色でカレンダー表示して限度チェックの計算をかけることもできるようになっています。
また、そのカレンダーデータの保存データを利用して、「一年単位の変形労働時間制に関する協定届」の作成をスムーズに行うこともできます。
今後の社労士業務において、デジタル化は避けられません。ぜひ「台帳」をお役立てください!
個別ブースの様子
当日は個別ブースを開き、ユーザーさんを始め、台帳・Cells給与をご検討中のお客様にもお越しいただきました!!
- 知り合いにセルズソフトを使っている人が多いので、使い方を見てみたい
- 今使っているソフトから、台帳へ給与データを取込できるのか
- 現在e-Govで電子申請しているが、ソフトを使うとどれだけ効率よくなるのか
など幅広く、ご質問をいただきました。
社労士会や支部の研修、有志による勉強会講師、承ります。
企業と社会保険労務士の関係が時代の変革とともに変化し、高度なセキュリティ対策が求めれている今、業務の電子化・インターネット化は必須です。しかし、厚生労働省管轄の電子申請利用率は10%未満、司法書士や税理士などの業界と比べると、まだまだ多くの課題があります。
弊社は、社労士法人を併設しています。社労士事務所の日常業務や、業務ソフトの効率的な使い方、顧問先との関係性を常に研究し、在宅勤務制度やチャットによるコミュニケーションを取り入れ、社労士事務所の「働き方改革」を自ら実践しています。
私たちは、各都道府県の社会保険労務士会や支部の電子申請、マイナンバー関連の研修依頼は、積極的に受託しています。社労士会や支部の研修担当さま、研修や業務ソフトメーカーのイベント等でご相談等ございましたらお気軽にご連絡ください。
終わりに
この度は弊社をお呼びいただきまして、誠にありがとうございました。
当日お越しいただきました先生方、またこのような電子申請フェアを主催していただきました長野県会の皆様、本当にありがとうございました。