2018年9月19日現在、うりあげ君や一人親方が起動できないというお問い合わせを数多く頂戴しています。
このお知らせでは、その原因と事前におこなえる回避方法をご案内しています。
起動ファイルが失われたことによって発生する事象であり、起動できなくなるとパスワードによる復旧はできません。
ぜひ、発生する前に下記の回避方法をおこなっておいてください。
すでに起動できなくなっている方は、回避方法を実施したうえで本ページの最下部にあるフォームからご連絡ください。
起動できないメッセージの一例
「…¥うりあげ君.xlsが見つかりません。名前が変更されたか、移動や削除が行われた可能性があります」
「このショートカットは、リンク先の‘うりあげ君.xls’が変更または移動されているので、正しく機能しません。 このショートカットを削除しますか?」
※上記画像ではうりあげ君を例にしていますが、一人親方の場合は「うりあげ君.xls」の箇所が「事務組合一人親方.xls」になります。
※メッセージはお使いのPCのOS(Windows10、Windows7 など)によって多少文章が異なります。
原因と対策
ウィルス対策ソフトの誤検知により起動に必要なファイルがウィルスとみなされ、削除や他の方法で起動がブロックされることがわかっています。
誤検知をするウィルス対策ソフトとして現在確認されているのは、下記の3つです。
- Microsoft Windows Defender
- ESET
- Microsoft Security Essentials
このうち、特にお問い合わせが多いのは Microsoft Windows Defender によってファイルが削除されてしまったケースです。
上記3ソフトに限らず各ウィルス対策ソフトは世界中で見つかっているウィルスの情報を持っており、その情報は頻繁に更新されます。
また、既知のウィルスのほかにそれとよく似ていると判断したファイル等を削除あるいは隔離する役割を担っています。
(結果としてウィルスではないファイルも削除することがあり、これを誤検知といいます。)
このため、昨日までは問題なくうりあげ君(一人親方)を使えていても、今朝になって急にファイルが削除され上記のようなエラーが発生するということもあります。
Windows Defender は Windows8 以降に必ず搭載されているセキュリティ機能であり、他のウィルス対策ソフトをインストールしているかどうかにかかわりなく、意図せずに併用している方が多くいらっしゃいます。
現在、うりあげ君や一人親方が問題なく起動している方は速やかに以下の除外設定をおこなってください。
Microsoft Windows Defender の除外設定
Microsoft Windows Defender の除外設定の手順は、下記の記事をご覧ください。
Microsoft Windows Defender でセルズソフトをウィルススキャンの対象外にする
追加すべきセルズソフトの場所がわからない場合は、アイコンから確認することができます。
セルズソフトのインストール先を調べたい
※セルズソフトを使用するすべてのPCで除外設定を行ってください。
※共有サーバー の除外設定も必要な場合があります。
Microsoft Windows Defender 以外のウイルス対策ソフトの除外設定について
Microsoft Windows Defender の誤検知によって起動できなくなる事例が特に多いとはいえ、ESET、Microsoft Security Essentials でも同様の現象が確認されています。
前述のとおり『ウィルスかもしれない』と判断したファイル等も削除するのはウィルス対策ソフト全般に共通する仕様ですので、Microsoft Windows Defender 以外もご利用中の方は、それらのソフトにおいても除外設定をおこなっていただくようお奨めします。
設定方法がご不明な場合は、インターネットで「〇〇(ウィルス対策ソフト名) 除外設定 方法」などと検索いただくか、ウィルス対策ソフト各社のサポートセンターへお問い合わせください。
除外設定すべきセルズソフトの場所がわからない場合は、アイコンから確認することができます。
セルズソフトのインストール先を調べたい
すでに起動できなくなっている方へ
以下のフォームからお知らせください。
なお、本件以外のお問い合わせは通常のお問い合わせフォームをご利用くださいませ。
セルズサポートセンターへのお問い合わせ