2020年4月15日より順次配信されているWindows更新プログラムを適用したパソコンにおいて、「システムエラーです。:&H80004005(-2147467259)エラーを特定できません。」とエラーが表示され、セルズソフトが起動できなくなる現象を確認しています。
また、弊社『台帳』または『Cells給与』の事業所起動時に同様の現象が起きることも確認しております。(2020年4月16日現在)
2020年4月22日追記:セルズソフトで「保存処理」を行なったファイルについて、初回は開けても次回以降エラーで開けなくなるという事象も確認しております。
現在当該事象については弊社にて原因を調査中です。
なお、現在ソフトを起動できている方も今後ソフトを起動できなくなる恐れがありますので、原因が明らかになるまで更新プログラムの適用をお控えください。
2020年4月17日追記:エラーを引き起こすWindows更新プログラムの確認をいたしました。対応方法と致しまして下記をご案内いたします。
- すでにセルズソフトが立ち上がらなくなっている場合の対処法
- 今は不具合が発生していないが、不具合のある更新プログラムが適用されないようにする方法
現在特にお困りではない場合も、当該の更新プログラムが今後配信再開される可能性もありますので、下記の情報をぜひご覧くださいますよう、お願い申し上げます。
すでにセルズソフトが立ち上がらなくなっている場合の対処法
※こちらの対処法によりエラーが解消した後は、下記「今は不具合が発生していないが、不具合のある更新プログラムが適用されないようにする方法」をご覧いただき、Windows及びExcelの更新を無効にする設定をおこなってください。
ご利用のOffice製品(インストーラー形式/クイック実行形式)によって対処法が異なります。
最初にこちらをご確認ください。
予め、ご利用のMicrosoft OS, Office環境が動作保証対象であるか、ご確認をお勧めいたします。
現在、弊社サポートセンターに寄せられている主な動作保証外の場合は以下のとおりです。
- Microsoft ストアアプリ版をご利用の場合
- 同一のPC内に複数のMicrosoft Office製品が共存している場合
- Windows7をご利用の場合
ご利用のOffice製品の形式(インストーラー形式(MSI)/クイック実行形式(C2R))を確認します
- Excelを起動し、リボンメニューから「ファイル」をクリックします。
- 左側にあるメニューの「ヘルプ」もしくは「アカウント」をクリックします。
- 右側に表示される製品情報を確認します。
◆「Excelのバージョン情報」の上に「Office更新プログラム」の表示がない場合(画像左)
⇒インストーラー形式(MSI):以下にご案内する操作で更新プログラムのアンインストールをします。
◆「Excelのバージョン情報」の上に「Office更新プログラム」の表示がある場合(画像右)
⇒クイック実行形式(C2R):以下にご案内する操作でバッチファイルを適用します。
※「Excelのバージョン情報」の中に「Microsoft Store」と記載のあるものは、上記の「インストーラー形式」とは別の製品であり、弊社動作保証対象外に該当します。
「Microsoft Store」をご利用の場合は、Officeの再インストールをご案内しています。
インストーラー形式(MSI)のOfficeをご利用の場合
下記の更新プログラムをアンインストールすることでエラーが解消します。
- Excel2010向けの更新プログラム(KB4484285)
- Excel2013向けの更新プログラム(KB4484283)
- Excel2016向けの更新プログラム(KB4484273)
マイクロソフト社より、更新プログラムのアンインストール方法を案内した記事が公開されています。
下記リンクの記事内にある「この更新プログラムのアンインストール方法」にしたがって操作をお願いいたします。
※記事内に記載のある【KB4461627】ではなく、上記に記載したOffice毎に該当する更新プログラムをアンインストールしてください。
(参考)更新プログラムアンインストール方法はこちら
※2020年4月23日追記:ご利用の環境で該当のKB番号が見つからない場合は、Microsoft Store版のOfficeをご利用の可能性がございます。
クイック実行形式(C2R)のOfficeをご利用の場合
※予めOfficeの自動更新を停止します。また、すべてのOfficeの製品は閉じて作業します。
- 下記プログラムをクリックしてダウンロードし、ダウンロードフォルダに入ったファイルをデスクトップに置きます。
- ISCC.exeファイル(Office2013の場合はISCC2013.exe)をダブルクリックし、実行します。
- ISCC.batファイルがデスクトップに出来ます。ISCC.batをダブルクリックし、実行します。
- 黒い画面が表示されたのち、「Officeの更新プログラムをダウンロードしています」の画面が表示されます。
- 「更新プログラムがインストールされました」と表示されましたら、作業は完了です。
- デスクトップに保存したISCC.exe、ISCC.batファイル(Office2013の場合はISCC2013.exe、ISCC2013.bat)は、1週間ほど様子を見ていただき、エラーが再発しなければ削除をします。
Office2019, Office2016,Office365をご利用の場合
Office2013をご利用の場合※2020年4月20日追記
※本プログラムは、セキュリティUpdateの一部のプログラムを削除するというものです。
エラーが発生しない他の代替PCをお持ちの場合は、本プログラムは適用せず、代替PCの環境でご利用いただけますようお願い申し上げます。
ご利用のPCが1台のみなど代替PCをご利用いただくことが難しい場合は、予めご理解の上、適用をお願いいたします。
今は不具合が発生していないが、更新プログラムが適用されないようにする方法
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【Windowsの更新設定を無効にする】
- Excelを起動し、「ファイル」をクリックします。
- 「アカウント」から「更新オプション」をクリックして開きます。
- 「更新を無効にする」をクリックします。これで、不具合のある更新プログラムは適用されなくなります。
Windows Updateが自動で適用されてしまわないように(PCのシャットダウン時に「更新してシャットダウン」が自動で出てこないように)することができます。
お使いのOS(Windows10等)にあわせて、下記のリンクにある設定をおこなってください。
【Excelの更新設定を無効にする】
なお、上記の手順3で下図の画面になっている場合は、すでに更新が無効になっています。操作の必要はございません。
※ご利用の環境によっては、Excelの更新設定表示がない(Windows Updateの設定と連動)場合がございます。